★第3回オフ会★
〜中野誠也さんを囲む会〜
2003/06/08

第3回目にあたる今回のオフ会は
憧れの中野誠也さんにもご出席戴き
和やかな雰囲気の中開催することができました

この度ご参加戴きました皆さま
陰ながらご尽力戴いた皆さま

この場を借りて御礼申し上げます
ありがとうございました

2003/06/08★SWINGBOAT


★オフ会にご参加戴いた方々
今回は、中野誠也さんを始め、劇団俳優座制作部の下哲也さん、柏瀬亜季さん、映画放送部の石野奈織子さんにお越し戴き、和やかな雰囲気の中催されました。ファンの参加者は管理人を含め12名。会場となった「東方見聞録」の一室は、やや狭いながらも、かえって中野さんとの距離も近く、会話も徐々に弾んでいきました。


★「愛しき者へ」について…
★「ドラマの中で杖をついて登場したので、本当に足が悪いのか心配した」という皆さんの声に中野さんは、してやったりの顔をされていました。
★孫娘(美怜)役の安谷屋なぎさちゃんから「お爺さまの舞台を見に行く」と制作部に連絡が入ったそうです。制作部の方もこれには驚いたそう。
★「しまい込んでいた歌」の稽古と、収録が一緒で大変だったっとのこと。
★オフ会来て早々、「もうすぐ心臓発作で死にますから」と、あらすじを暴露されてました。これには、オフ会メンバー一同唖然…。

★「別れて生きるときも」について…
★作品の話題が出た際(CSで再放送されていることを知らず)、「こんな古いのしてるの?!」と、驚かれておりました。
★美智との再会の場面ではもの凄い波の中で撮影していたが、ポールから手を離したとたんに船から転落。しかも軍隊の重装備をしていたために、一気に9メートルぐらい沈んでしまったそうです。スタッフが「中野さんが転落しました」と慌てていたが、中野さんは何とか自力で(服に空気が入ったのが浮力になる)水面までたどり着いたそう。「死にそうだった」とのこと。
★美智役の松原智恵子さんについて、「美しいひとだった」と。(…一同納得)

★「燃えよ剣」について…
★「山崎のように、黙々と仕事をこなす”日本男児”というのは今の日本にいないねぇ。」
★Kさんが「燃えよ剣」のレギュラー陣の5人が写ったプロマイドを中野さんにお見せしたところ、あんまり感慨深くご覧になられていたので、(お見せするだけのつもりが)プレゼントしてしまったそうです。
★「燃えよ剣」の最終話。土方歳三が(夢の中で)新選組隊士たちと逢っているとき、何故中野さん演じる山崎が出てこないのか?との問いに「ふうん、そうなんだ。分からないねえ…」と、そういう場面があったかも覚えてなかったようです…。
★河野監督、松尾監督について…(河野監督は「河野先生」、松尾監督は「まっちゃん」と呼んでいらっしゃいました)
「時代劇を教えてくれたのは河野監督。もっと評価をされて良いのではないか?」
「僕らの仕事は鋳掛屋(いかけや)だけど(職人)、黒澤監督や小津監督のような巨匠じゃないけど、絶対に水漏れしない丈夫で良い鍋釜を作る事が、自分達の誇りだと河野監督はよく言っていた」と仰っていました。
★河野監督は、撮影中しょっちゅうお酒を飲んで仕事してた(「ドリンクがすぎる人でした」)。「松尾監督は、河野監督の弟子で、よく補佐をなさった。松尾監督は、その後の時代劇は、自分の思うようなドラマを、世の中の変化等で撮れなくて苦労なさったと思う。」
★河野監督は、俳優の好き嫌いが激しく、嫌いな俳優の場合はアップを撮るべき場面にも関わらず、その回りを写して正面からは撮らなかったとのこと。「幸い、私はそんなことにはならなかったですが…」と中野さん。

★「竜馬がゆく」について…
★まろさんが「竜馬がゆく」のテレビ欄の切り抜きをお見せしたところ、「良くこんなのを保存していてくれたね、ありがとう」と感謝されてました。逆算しても当時まろさまがリアルタイムで「竜馬がゆく」を観ることはできないのですが…。
★「海で泳ぐ姿があまりにも決まっていた、泳ぐのは得意なのですか?」という問いに、まんざらでもなさそうなお顔をされていました(ここで、「
別れて生きるときも」の話に移行します)。

★「黄色い波」について…
★「回天に乗って死に、母親の枕元に立つ幽霊の役でした。去年、元基地を訪れたとき、実際に回天に乗ってみたが、中からは絶対にふたが開かない仕組みになっていて、何とも言えない気持ちになったね。」
*中野さんは、昨年の「黄金色の夕暮」の地方公演の際、山口県周南市の周南市回天記念館を訪れたそうです。

★舞台への思い入れ、お芝居について…
★「塩狩峠や燃えよ剣の僕を知っている人は、悪役をやっている自分をびっくりするのでは? どれも自分で、いい役しかできない俳優になりたくない。色々な役を演じられる役者でいたい。」
★「テレビは長くても連続10分、舞台はずっと気が抜けない。そこが面白いです。」
★「舞台は観客との空気を感じることのできる空間、その緊張感がたまらない」
★「僕の声は割れていて、あまり舞台に向かないと思う。でも声のいい人は、慢心しやすいが、この声のおかげで、日々努力することを忘れない。感謝している。」
★「テレビでは演じっぱなしだったけど、ずっと、その役を好きで居てくれた人が多いのは嬉しいです。」

★おまけ…
★オフ会にとても若い世代の参加者がいると知って、「若い人でファンはいないの?誰だったけ?」と、しきりに木村拓也さんを思い出そうとされていました。
★煙草について…
「30過ぎくらいに自然とタバコはやめました。タバコを吸っている演技をしていたら、実際に吸っている人には見破られた(肺に入れない吸い方をしていたため)。若い頃は、アラン・ドロンなどの真似をして吸ってたね。」
★途中から、日本酒を召し上がっていた中野さん、おつまみもお新香と渋いです。

*以上の記事は一部まろさまと辰七さま、制作部の柏瀬さまにご協力を戴きました。


★中野さんから礼状を戴きました★
後日、中野誠也さんからお礼のお便りを戴きました
お忙しい合間を縫っての御配慮
本当にありがとうございます
ご参加戴きました皆さまにも、心より感謝申し上げます
現在は、夜想会「鹿鳴館」の稽古に励んでおられるとのこと
公演が楽しみですね!



★中野さんからメッセージカードを戴きました★
劇団俳優座制作部の下さんと柏瀬さんが
オフ会参加者全員に手作りのカードを作って下さいました
中野誠也さんのサインと舞台写真、
そしてメッセージなどが掲載されています

メッセージカード

 

中にはメッセージと舞台写真が!

★お花&メッセージカード★

 

 

アレンジメント花

メッセージカード

オフ会招待状

「しまいこんでいた歌」の公演をお祝いし
お花とメッセージカードを
お送りしました
ご参加下さいました皆さま
本当にありがとうございます

*2003年7月夜想会公演「鹿鳴館」のお花&メッセージ企画はこちらをどうぞ*


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