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■片岡 孝太郎(かたおかたかたろう)
1968年、京都府生まれ。上方歌舞伎の名門・松嶋屋の若手看板役者。父は十五代目片岡仁左衛門。祖父は十三代目片岡仁左衛門。1973年、「夏祭」の市松で片岡孝太郎を名のり初舞台。1994年、名題昇進。
気品があり格調の高い女形として定評があります。また、テレビ番組、映画、ドラマなどで幅広く活躍し、スティーブン・スピルバーグ監督の『太陽の帝国』(1988で映画デビュー。テレビドラマ「白い巨塔」(2003)への出演も話題になりました。
受賞暦に、1987年、眞山青果賞新人賞。1993年、歌舞伎座賞。1995年、関西・歌舞伎を愛する会奨励賞。1998年、眞山青果賞奨励賞。2001年、眞山青果賞、など。

■片岡愛之助(かたおかあいのすけ)
1972年、大阪府生まれ。81年十三代目片岡仁左衛門の部屋子となり、南座「勧進帳」の太刀持で片岡千代丸を名のり初舞台。1992年、片岡秀太郎の養子となり、大阪・中座「勧進帳」の駿河次郎ほかで、六代目片岡愛之助を襲名。1994年、名題昇進。
かつては女形が中心でしたが、現在は立役として活躍。また、上方歌舞伎の継承にも意欲的に取り組んでいます。2006年、NHK時代劇「新撰組!!〜土方歳三最期の一日」出演。2007年、大阪松竹座の「蝉しぐれ」にて主役を務め、初の座長公演。また、初主演映画「宮城野」が公開を控えている。
1995年と2000年に国立劇場奨励賞。1997年、咲くやこの花賞。2000年、十三夜会賞。2002年、国立劇場優秀賞。2003年、大阪舞台芸術新人賞。

■麻生久美子(あそうくみこ)
1978年、千葉県生まれ。あいかわ翔監督『BAD GUY BEACH』(1995)でスクリーンビュー。日本映画界随一の実力派女優で、映画を中心に、テレビドラマ、CMなどさまざまな分野で活躍中。今村昌平監督作「カンゾー先生」(1998)にて、日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞と新人俳優賞を史上最年少でダブル受賞。
近年の出演作に『真夜中の弥次さん喜多さん」(2005)、「THE 有頂天ホテル」(2006)、「涙そうそう」(2006)、「どろろ」(2007)、「夕凪の街、桜の国」(2007)、「怪談」(2007)、初の海外作品「ハーフェズ ペルシャの詩」(2007)、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」(2008)、「たみおのしあわせ」(2008)、「純喫茶磯辺」(2008)、「コドモのコドモ」(2008)など。

 

嘉島典俊(かしまのりとし)
1973年、静岡県生まれ。舞台を中心に活躍中。1985年中村扇雀丈(現:坂田藤十郎)に認められ、歌舞伎に挑戦し話題になりました。1988年、花柳流名取試験に合格。2004年に芸能生活25周年を迎え、国立劇場にて記念公演を開催。テレビドラマ「風林火山」(2007)、舞台「風林火山」(2008)では武田信繁役として出演。

■眞島秀和(ましまひでかず)
1976年、山形県生まれ。デビュー作にて主演を飾った李相日監督作品「青〜chong〜(2001)がPFFグランプリを受賞し、一躍注目を浴びます。その後、「突入せよ!あさま山荘事件」(02)、「スウィングガールズ」(04)、「フラガール」(06)、テレビドラマ「海峡」(07)などに出演。

■大西麻恵(おおにしあさえ)
1983年、京都府生まれ。テレビドラマ「君のままで」(00)でデビュー。「1リットルの涙」(04)で映画初主演を果たす。最近では「ただ、君を愛してる」(06)、「キャラウェイ」(06)、「コーラスたい」(07)、「北辰斜にさすところ」(07)などに出演。

■井川比佐志(いがわひさし)
1936年、旧満州の奉天生まれ。今井正監督「純愛物語」(57)でスクリーンデビュー。存在感ある演技で、数々の日本映画を支えてきた名優です。出演作として、黒澤明監督作品「どですかでん」(70)、「乱」(85)、「まあだだよ」(93)、小泉堯史監督作品「雨あがる」(00)、近年の作品として「県庁の星」(06)、「キトキト」(07)など。

 

■二階堂智(にかいどうさとし)
1966年、東京都生まれ。倉本聰氏主催の富良野塾に第6期生として入塾。91年のニューヨーク公演後、ユナイテッドパフォーマーズスタジオ(UPS)に入団。93年「丘の上の向日葵」でデビュー。近年では、「ラストサムライ」(03)、「バベル」(07)などハリウッド映画への出演も果たしています。

■北村和夫
文学座での舞台活動の一方、映画俳優として、今村昌平監督作品「にっぽん昆虫記」(63)、「神々の深き欲望」(68)などの出演作がある。近年では「SHINOBI」(05)、「日本沈没」(06)などに出演、力強く「人間」を演じ続けてきた。2007年5月6日、
肺炎により死去(享年80歳)。英霊を迎え入れる村長として出演した本作が、遺作となりました。

■串田和美
俳優座養成所、文学座を経て、66年に吉田日出子らと「劇団自由劇場」を結成。85年、Bunkamuraシアターコクーンの芸術監督に就任し、コクーン歌舞伎を演出、話題となる。日大芸術学部教授、長野・まつもと市民芸術館館長兼芸術監督。本作を企画段階から応援、盲目の雪夫を世話する芝居小屋の座長としても出演しています。

■片岡仁左衛門(かたおかにざえもん)
映画「Beauty」の題字揮毫を手掛け、特別出演もしています。十三世 仁左衛門の三男で、本作の主演である孝太郎丈の実父にあたります。すらりと背が高く、華のある二枚目で、歌舞伎界を代表する立役です。06年、紫綬褒章受章、日本芸術院会員。

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■後藤俊夫(ごとうとしお)
1938年、長野県伊那市生まれ。立教大学卒業後、新世紀映画社に入社。山本薩夫監督の助監督として、「戦争と人間」「華麗なる一族」「金環蝕」「不毛地帯」「あゝ野麦峠」などに携わります。1978年、「こむぎいろの天使・雀と少年」で監督デビュー。その後、「マタギ」(81)、「イタズ」(87)、「ベトナムのダーちゃん」(94)、「こむぎいろの天使・すがれ追い」(99)等を制作。1990年制作の「オーロラの下で」は、興行収入24億円の成功を収めた。94年以降は、活動拠点をふるさとである信州伊那谷の飯島町に移し、文化芸術活動を牽引、地域の活性化に尽力しています。

■藤間勘十郎(ふじまかんじゅうろう)
1980年、東京都生まれ。歌舞伎舞踊振付師。日本舞踊宗家藤間流宗家。祖父は膨大な振り付け作品を残し、典雅な踊りで高い評価を得た人間国宝の六世藤間勘十郎、母も現在活躍中の歌舞伎舞踊振付師三世藤間勘祖(かんそ)。83年、長唄「雨の五郎」で初舞台。2002年、22歳で八世勘十郎を襲名。03年、芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。04年12月、勘三郎襲名を控えた中村勘九郎が主演した「今昔桃太郎」など新作の振り付けも多い。

■小六禮次郎(ころくれいじろう)
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業後、すぐに第一線の作曲家・編曲家として活動を開始。映画、テレビ、ラジオ、CM、ミュージカル、ゲーム音楽など、幅広い分野で活躍。後藤俊夫監督作品は、『オーロラの下で』(90)、『ベトナムのダーちゃん』(94)、『地球が動いた日』(97)に携わっています。『オーロラの下で』は、日本アカデミー賞優秀音楽賞、アジア太平洋国際映画祭最優秀音楽賞を受賞。

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