■漫画

「新選組」　　　　　　　　　　　　　　　　　オススメ度★★★★

著者 手塚治虫 架空の隊士、深草兵十郎が主人公。

「新選組」　　　　　　　　　　　　　　　　オススメ度★★★★

著者 黒鉄ヒロシ 2000年に市川昆監督によって映画化されました。黒鉄さん自身幕末の歴史に詳しく、史実に忠実に作られています。また、写真が現存する人物はもとより、個々の人物の特徴をよく捕らえていると思います。特に土方さんは写真に忠実に描かれており、男の美学というものを感じます。

「あかね色の風」　　　　　　　　　　　　　オススメ度★★★★

著者 車田正美 「リングにかけろ」のように、女みたいだけど滅法強い沖田総司が出てきます。

「天まであがれ！」　　　　　　　　　　　　オススメ度★★★★★

著者 木原敏江 ドタバタ痛快劇ながらも、泣きどころはしっかりと押さえた見事な作品だと思います。史実に添っていると見せかけて、どこもかしこも木原流新選組炸裂（笑）！架空の人物、こよりと蓉姫が、総司と土方さんを慕うあまり性別を偽って入隊する場面など、あり得ない話をさらりと描いてしまう木原先生の作品は、何度読んでも新鮮です。 また、この話に出てくる人物は、とても個性豊かで魅力的なキャラクターたちばかり。特に沖田総司は 、多くの困難にぶつかりながらも明るさを失わない、どこまでも爽やかな青年として描かれています。土方歳三も、新選組の規律を守るため非情に徹しながら、どこまでもロマンを追い求める魅力的な男性として描かれています。そうした二人の掛け合いは、本物の兄弟のように微笑ましく、それだけに最期はなんとも悲劇的です。涙なくしては読めない作品です。

「浅葱色の風−沖田総司」　　　　　　　　　　オススメ度★★★★

著者 里中満智子 沖田総司の純粋さが悲しいまでに表現されています。

「風光る」　　　　　　　　　　　　　　　　　オススメ度★★★★

著者 渡辺多恵子 不逞浪士に家族を殺害された少女・富永セイが、仇討ちのため性別を偽り新選組に入隊ししたところから物語は始まります。史実をしっかり押さえながら、それを壊すことなく、しかもオリジナリティーに富んでいる。とても丁寧に作り上げられた作品だと思います。時代背景もしっかりしていて、勉強になります。これからの展開が楽しみです。

「無頼(BURAI)」　　　　　　　　　　　　　　オススメ度★★★★

著者 岩崎陽子 斉藤一を中心とした新選組が、幕末の奇怪な事件に挑んでゆく作品。 怪奇ものでやや現実離れしている部分もありますが、史実をうまく取り入れているので、歴史物としても充分読みごたえがあります。 この作品の芹沢鴨は素晴らしく美形でオススメです。

「無頼 魔都覚醒」　　　　　　　　　　　　　　オススメ度★★★★

著者 岩崎陽子 斉藤一を中心とした新選組が、幕末の奇怪な事件に挑んでゆく作品。 こちらの作品では、池田屋事件などより史実に添った内容となっています。斉藤一と沖田総司のやりとりは必見。

「新撰組異聞PEACE MAKER」　　　　　　　　 オススメ度★★★★

著者 黒乃 奈々絵 新選組隊士・市村鉄之助が主人公。鉄之助が両親の仇をとるために新撰組に入隊し、土方歳三の小姓になるところから始まります。そして池田屋までを描いています。人物と主人公の関係や人物描写に若干の脚色はあると思いますが、現代風で迫力ある画風やギャクが魅力的です。

「PEACE MAKER鐵」　　　　　　　　　　　　 オススメ度★★★★

著者 黒乃 奈々絵 「新撰組異聞PEACE MAKER」の続編。こちらも新選組隊士・市村鉄之助が主人公。山南の自害や屯所の西本願寺への移動、沖田の病気の発覚など新選組最盛期からの物語りを描いています。